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2024年2月

2024/02/25

北海道新聞に連載の小説「札幌誕生」有珠・バチラー八重子さんの幼少期の生家の場所

7月5日から連載小説「札幌誕生」 作・門井慶喜 画・佐久間真人:北海道新聞デジタル (hokkaido-np.co.jp)

昨年、7月から北海道新聞の連載小説

「札幌誕生」が始まりました。

1話目は、開拓判官で島義勇が主人公に。

12月17日の

136話目からは、有珠のバチラー八重子さんの

視線で物語が描かれています。

本人が箱庭と呼んでいた、美しい有珠の入江は

今も残っています。

新聞に有珠のことが紹介されることはとても稀です。

ほとんどは、有珠山の噴火のニュースです。

小説という形で、有珠が紹介されることにとても

感激して読んでいます。

まるで、当時の有珠にいるような錯覚を覚える見事

な描写に驚いています。

本日は、

八重子さんが住んでいた土地が、なぜか取り上げられ

てしまうというお話しでした。

Photo_20240225214201

八重子さんの父、モコチャロは有珠の有力者で

その土地は本当はモコチャロのものだったのでは

ないかと思います。

モコチャロの和名 向井富蔵は広い土地が彼の

領地で、現在の有珠の地名で向有珠町は向井富蔵

の土地だったことから名付けられていると思います。

有珠バカンス村プロジェクトがクラウドファンディング

で購入した、有珠の遊歩道もその昔の住所は向有珠町

とよばれていました。

無残にも取り壊されたチセがあった場所は、その遊歩道の

少し先だったそうです。

たしかに今は、ただの空間です。

ここからの景色は本当に美しい。

こんな自然豊かな場所で、八重子さんは生まれ育ち、

素晴らしい歌を残しています。

北海道の人にはなじみが少ない八重子さんですが、

全国的には、とても有名な歌人です。

有珠に、資料館ができると嬉しいですね。

伊達市の有志の方々が、八重子さんの歌を石碑にし

有珠のいくつかの場所で詠むことができます。

北海道新聞に連載の小説「札幌誕生」はデジタル版でも読むことが

出来ます。とても興味深い歴史小説でもある札幌誕生、今後の展開

が楽しみです。

 

 

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